少女時代(ソニョシデ、SNSD)と
J-POPガールズグループの比較
日本の代表的な人気ガールズグループとしては、AKB48やモーニング娘などが挙げられますが、
そのほかにも、AKB48の姉妹グループや、モーニング娘と同じハロープロジェクト所属の年齢層が若いガールズグループなどを始めとして、
数多くのアイドルグループが活躍しています。
歌やダンスや演技などの実力を持っているグループやメンバーもいますが、
アイドル性が重視されるのが日本のガールズグループの傾向と言えます。
芸能スクールなどで歌やダンスを練習してきた者もいますが、多くは小学生高学年や中学生の時にオーディションを受け、
合格した後にすぐにデビューしてしまう形になるようです。
才能や可能性が見い出されてガールズグループのメンバーとしてデビューしても、デビューしてしまうと仕事に追われてしまい、
十分な実力を付ける余裕・時間が無くなってしまうことが懸念されます。
また、ダンススクール出身で、ダンス能力が高いメンバーと歌唱力のあるメンバーを選んで結成された次のようなダンスボーカルユニットのガールズグループが2011年にデビューしています。
・Happiness(2011年2月9日、シングル「Kiss Me」でメジャーデビュー)
・Fairies(2011年9月21日、シングル「More Kiss/Song for You」でデビュー)
・FLOWER(2011年10月12日、シングル「Still」でデビュー)
EXileと同じ事務所所属のHappinessとFLOWERは、EXileと同じように歌が主担当のメンバーとダンスが主担当のメンバーで構成されています。
K-POPガールズグループの場合は、ほとんどのメンバーが音楽事務所などの練習生として、歌やダンス、演技、
語学などの厳しい訓練を数年間積んできており、このような訓練に耐えて残った者の中から更に選抜されてグループのメンバーになっています。
したがって、16才から20才くらいでデビューした時には、既に十分な歌とダンスの実力を備えているようになっており、
メンバー全員が歌って踊れるグループになっています。
男女を問わずK-POPグループが人気を集めていますが、アイドル性よりも歌やダンスの実力が注目されているのではないでしょうか。
韓国の音楽市場の規模は日本や米国の約1/20程度と言われており、海外への進出は重要課題となっています。
J-POPの場合は国内で人気を得て活躍できれば、音楽事務所やレコード会社にとっては十分な収益をあげられますが、
K-POPの場合は海外で成功することができる十分な実力を持つグループを育てることが大事なことになります。
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Happiness(ハッピネス)
2011年2月9日に、シングル「Kiss Me」でメジャーデビューした7人組ガールズグループです。
所属事務所はLDH、音楽レーベルはユニバーサルシグマです。
LDHが経営するダンサー養成所EXPG(EXile Professional Gym)の卒業生を中心に結成されています。
メインボーカル1人、サブボーカルが1人で、他の5人がダンスパフォーマーという体制をとっています。
Happiness / Kiss Me
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Fairlies(フェアリーズ)
2011年9月21日に、両A面シングル「More Kiss/Song for You」でデビューした7人組ガールズグループです。
所属事務所はヴィジョンファクトリー(安室奈美恵やSPEEDを輩出)、
所属レコード会社はエイベックス(レーベルはSONIC GROOVE)です。
メンバー(女子中学生7人)は、同事務所が全国各地で提携するダンススクールに通う約100人の候補者から選ばれました。
1stシングル発売に先駆けて、8月22日よりレコチョクにて先行配信を開始した同作収録曲「More Kiss」が、
レコチョク着うたデイリーランキングで初登場4位を記録しています。
Fairies / More Kiss (Full Ver.)
20110924 Fairies 2/2
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Flower(フラワー)
2011年10月12日に、シングル「Still」でデビューした9人組ガールズグループです。
初期メンバーは芸能事務所LDHが経営するダンススクール「EXPG」の出身者から選出された4人によるダンスユニットとして結成され、
2011年7月にオーディションで選ばれた5人が加入してダンスボーカルユニットとなりました。
ボーカル兼パフォーマーの3人と、ダンスパフォーマーの6人という体制をとっています。
'' 新生FLOWER '' 紹介 初お披露目 10月12日デビュー
<現在、改訂中です。 近日中に掲載する予定です>