なぜ少女時代(ソニョシデ、SNSD)
− 魅力と背景 −

少女時代は、特徴のある個性や才能を持っているメンバーが選ばれて結成されており、 少女時代が歌い踊る楽曲や振付は海外のアーティストにも依頼するなど、色々な面で工夫がされていて、 それらが少女時代の魅力を創り上げています。 例えば、コンサートなどでオープニング曲として使われたり、日本のデビュー曲となった『GENIE』は、 少女時代のボーカルの歌唱力を活かし、メンバーのスタイルやダンス能力を活かしたシンクロしたダンスに特徴がありますが、 作曲はヨーロッパ出身の作曲家グループで、基本振付はアメリカで活動していた日本人です。

また、少女時代は9人構成という多人数で結成されましたが、デビューした2007年当時に活躍していたK-POPガールズグループは3〜5人位の構成だったので、 メンバーたちも大変驚いたようです。日本ではモーニング娘がいましたので、「韓国のモーニング娘」などと報道されたこともありました。 しかし、メンバー数が多いことや、日本デビューを先送りして、結局、3年も経ってから日本デビューをしたことなどは綿密な計画のもとに行われたようです。

このような少女時代の魅力の理由や、少女時代結成の背景などについて紹介していきます。


ライン12

少女時代の魅力

少女時代をテレビなどで見ると、その容姿やダンスパフォーマンスに目が行きがちで、「美脚グループ」などと呼ばれて注目され、 ダンスグループが曲を歌っているかのように取り上げれることがあります。 容姿が優れたメンバーを9人も集めるのは日本では難しいとか、ダンスが上手なグループは日本にもいるとか言われることもあります。

しかし、少女時代の強みは優れた歌唱力がそのベースにあります。その歌唱力にふさわしい楽曲が用意され、 更に、その曲にフィットしたダンス振付が加わり、そのダンスパフォーマンスを簡単そうにこなしている彼女たちが、 結果的に容姿にも恵まれていたのではないでしょうか。
少女時代の中で最も身長が高い170cmのスヨンと、身長の低い155cmのサニーとの身長差は15cmもあり、 160〜163cmのメンバーは4人もいますが、それを感じさせないようにダンスパフォーマンスや見せ方が工夫されています。

少女時代を気に入ってファンになる理由は人それぞれですが、主なものとしては次のような点が挙げられています。
 ○ 楽曲(作曲、作詞、編曲)
 ○ 歌唱力や歌声
 ○ ダンスパフォーマンス(振り付け、ダンス能力)
 ○ 「美脚グループ」と呼ばれる容姿
 ○ メンバーの個性・能力や人間性
 ○ コスチュームデザインやメイク
これらを1つ1つ取り上げると、各々が優れている歌手やグループはたくさん存在するでしょう。
少女時代の特長は、これらを全てバンランス良く備えていて、相乗効果として少女時代を創りあげています。その結果、 自国内だけでなく、アジアでも人気を得て活躍しており、アジアNo.1のガールズグループとまで言われるようになっています。

日本にもダンスパフォーマンスが優れていたり、歌唱力のあるメンバーがいるガールズグループがありますが、 楽曲に恵まれないためにヒットに結び付かないケースや、ダンス能力が高いために振付が難しくなりすぎて、 真似をすることができないケースなどが多くみられます。
このダンスパフォーマンス(振り付け)が注目されて、真似をされる事は人気を得る大事な要素の一つですが、 振付が真似をされるようなガールズグループは日本にはどれほどいるでしょうか。


ライン12

少女時代結成の背景

少女時代が所属している音楽事務所(SMエンターテイメント)では、少女時代がデビューする前に2組のガールズグループが活躍していました。
1つは、1997年にデビューして2002年に解散した3人組のガールズグループ『S.E.S.』です。
もう1つは、2005年にデビューした4人組のガールズグループ『天上智喜 The Grace』です。 2004年にデビューした同事務所の東方神起の妹グループとして日本でも活動しましたが、 メンバーの一人が持病のために2008年末から活動できなくなったため3人で活動するようになり、 結局、2009年半ばからは日本での活動は休業状態になっています。

この『天上智喜 The Grace』に替わって日本で活動するグループとして少女時代が期待され、 休業した翌年の2010年に少女時代が日本デビューを行いました。

しかし、少女時代の日本デビューは、同事務所の最初のガールズグループ『S.E.S.』 の経験を元に用意周到な計画を立てて行われたと言われています。
『S.E.S.』は少女時代よりも10年も前にデビューし、男子中心だったK-POP界で初めて成功したガールズグループです。 自国内だけでなく、日本、台湾、中国などアジア各地で活躍していましたが、5年後に惜しまれながら解散してしまいました。
少女時代の結成や活動方針などは、この『S.E.S.』が大きく影響していると言われています。
詳細は、「少女時代の原点」のページをご覧ください。


少女時代のデビュー曲とS.E.S.の日本デビュー曲
少女時代のデビュー曲(韓国)は、『Into The New World(まためぐりあった世界)』ですが、 S.E.S.の日本デビュー曲のタイトルは『めぐりあう世界』でした。
これは偶然なのか、事務所(SMエンターテイメント)の思い入れなのか、興味深いところです。

S.E.S. - めぐりあう世界 (Meguri Au Sekai)



[HD] [070811] SNSD - Into The New World(まためぐりあった世界)
(注:著作権等のために画面が表示されなくなった場合は、掲載サイトの映像をご覧ください)




ライン12

少女時代はなぜ9人構成

少女時代がデビューした2007年当時は、日本ではモーニング娘が多人数のガールズグループとして活躍していましたが、 自国内で人気のあった「Wonder Girls」や同時期にデビューした「KARA」は5人組であり、 9人組というメンバー数の多いガールズグループは初めてでした。
しかし、男性グループとしては同じ事務所から12人組の「スーパージュニア」が2年前にデビューしていました。 「スーパージュニア」はメンバーの一人一人が色々な才能を持ったマルチタレントグループであり、 数人ずつピックアップしたグループとしての活動や個人での活動なども行なっていました。

少女時代は結成当初から女優や歌手としてのソロ活動を行うものもいましたので、 スーパージュニアと同じような方向性が考えられていたのでしょう。
メンバー2人でテレビ番組のレギュラーMCをやったり、バラエティー番組のレギュラーとして出演したり、 メンバー3人でユニットを組んだこともあります。
しかし、9人のメンバーがシンクロした歌唱とダンスパフォーマンスでヒット曲を出すようになり、 9人組の少女時代として広く認知されるなりました。 マルチタレントとしても活動できる彼女たちが集まった時に、彼女たちの個性が集結して少女時代を創りあげています。

また、7人や8人や10人ではなくて9人構成であることは、ダンスパフォーマンスが3人ずつ3組のユニットでフォーメーションが作られているケースが多いことや、 V字型に並んだ時に一人を中心に左右に4人ずつ配置するフォーメーションに安定感がありますので、 当初から想定していたのかは分かりませんが、9人という構成が適しているようにも思えます。

しかし、9人のダンスフォーメーションはシンクロされて頻繁に変化するので、 振付を覚えるために彼女たちは時間をかけて何度も練習を重ねています。 この努力の結果が、他のガールズグループには無い少女時代の魅力を創り上げていると言えます。
以下の映像はニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンで開催されたSMタウン ライブツアーで披露された 「The Boys」のパフォーマンスですが、緻密なフォーメーションを実現していることが分かります。

「The Boys」の緻密なダンスフォーメーション



<参考>TheBoys 体列表 (Dance Formation)by A.R.T science
(注:著作権等のために画面が表示されなくなった場合は、掲載サイトの映像をご覧ください)




ライン12

少女時代の人気と影響力

2007年にデビューした少女時代は2009年の大ヒット曲「Gee」でK-POPガールズグループのトップに登りましたが、 グループとしての活動だけでなく、メンバーそれぞれが個性を活かして様々な分野でも活躍しています。
ソロ活動については、「メンバーのソロ活動」のページをご覧ください。
その結果、2011年以降は韓国を代表するガールズグループとして認められ、 以下のように影響力のあるK-POPグループとして活躍を続けています。

2011年の「韓国のパワーセレブリティー40」(2012年3月号に掲載)では少女時代が総合1位に選ばれ、 2年連続で韓国を代表するセレブとして認められています。
参考記事はこちらです。

また、韓国の時事週刊誌「時事ジャーナル」が実施した「2012誰が韓国を動かすか」の調査結果が2012年8月12日に公開されましたが、 最も影響力のある人物調査では、芸能部門で少女時代が2年連続で第1位に選ばれています。
2009年と2010年の調査では第6位でしたが、少女時代の存在が大きく飛躍していることが分かります。

韓国の代表的なケーブルテレビ「Mnet」が2012年に行なったアンケート調査「K-POP界でどのグループがNo.1ガールズグループか?」 では、全体の12万845票のうち42.6%を少女時代が獲得して第1位に選ばれています。
 第2位は、2NE1 (39.5%)
 第3位は、f(x) (8.9%)
 第4位は、4Minute (4.7%)
 第5位は、KARA (1.6%)
 第6位は、SISTER (1.4%)
 第7位は、Wonder Girls (1.2%)
となっています。