少女時代(ソニョシデ、SNSD)と
K-POPガールズグループの比較

少女時代はアルバム/シングルの売上や各賞の受賞歴など様々な面で韓国のトップガールズグループですが、 そのほかにメンバーそれぞれが女優、ソロ歌手、MC、モデル、バラエティー出演など幅広く活躍しているためメンバー個人としての人気も高く、 韓国内では別格のガールズグループとして認識されています。
2011年には自国の広報大使として任命され観光客招致の顔となっており、チャリティー等の社会活動も積極的に行なっています。 また、兵役の慰問に来て欲しい芸能人の希望ランキングでは一位になるなど、 他のガールズグループに比べて多大の人気があることが分かります。

韓国では、少女時代のライバルと言われているのはWonder Girlsです。少女時代よりも半年ほど早い2007年2月にデビューし、 同年9月に発売された1stフルアルバムの収録曲「Tell me」が大ヒットして、「Tell me シンドローム」とも呼ばれました。 翌年には「So Hot」が大ヒットして、2007年と2008年のゴールデンディスク賞でデジタル音源部門の大賞を受賞しています。
その後、活動の場を米国に移しましたが2011年11月に自国にカムバックしています。

日本では、KARAが2010年8月11日に、日本第1弾シングル「ミスター」でデビューをしています。 少女時代と同時期に日本デビューしていますが、テレビ出演やコマーシャルなどで露出度が高く、 メンバーが日本語を話せるようになって、日本では広く知られるようになっています。 少女時代は、日本語を話せるメンバーがまだ少なく、テレビ出演などの露出度も少ないので仕方のないことでしょう。

少女時代やKARAが日本デビューした2010年以降には、次のようなK-POPガールズグループも日本デビューしています。
 ・4 minute (2010年、5人組)
 ・Brawn Eyed Girls( 2010年、4人組)
 ・Brave Girls (2011年、5人組)
しかし、アルバム/シングル等の売上は伸びず、少女時代とKARAが日本で成功したガールズグループとなっています。

少女時代やKARAの成功に影響されて、2011年の8月から9月にかけて、次のようなガールズグループが次々と日本デビューしました。
 ・Secret (8月にシングル『Madonna』でデビュー、4人組)
 ・After School (8月にシングル『Bang』でデビュー、8人組)
 ・Rainbow (9月にシングル『A』でデビュー、7人組)
 ・2NE1 (9月にミニアルバム『NOLZA』でデビュー、4人組)
 ・T-ara (9月にシングル『Bo Peep Bo Peep』でデビュー、7人組)
これらの中で、日本で人気が上昇しそうなガールズグループを挙げるとしたら、T-ara(ティアラ)が可能性大です(2011年10月現在)。
2011年9月28日に発売された日本デビュー曲の「Bo Peep Bo Peep」は、振付の「ねこダンス」が好評で、 10月10日付オリコンシングルランキングでは初登場1位を獲得し、海外のガールズグループアーティストとしては初の快挙です。 初登場1位は、発売16週目に達成した英国姉妹グループの「ノーランズ」以来、約31年ぶりのことです。

海外の若いガールズグループが日本で成功するには楽曲が優れていることのほかに、次のような大事な要素があります。
 ・アイドル性
 ・ユニークな振付
 ・テレビ等での露出度
 ・日本語が話せる
特に、メンバーが日本語を話せるようになることは、テレビ出演でのトークや個性を知ってもらうためにも重要なことです。
KARAは、このような条件を満たして成功につながったと言えるでしょう。

以下では、少女時代やKARAに続くK-POPガールズグループの特徴や今後の可能性等について紹介していきます。


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K-POPガールズグループの比較

少女時代がデビューした2007年以降のK-POPガールズグループについて、 どのようなグループが韓国で人気を得てきたかを表す勢力図をもとに紹介している映像を以下に掲載しました。
2010年まではWonder Girlsがトップグループでしたが、Gee、Genieなどのヒットによって少女時代が注目を浴びるようになり、 2013年には名実ともにK-POPガールズグループの代表グループとしての地位を確立しています。

少女時代帝国 韓国女子アイドル列強勢力図2013 韓タメ!POP


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T-ara(ティアラ)

「歌謡界の女王になって王冠(ティアラ)をつける」との思いを込めて命名された7人組ガールズグループ「T-ara」は、 自国では2009年7月にデビューしました。
日本では、「K-POP 最後の女王」というキャッチフレーズで、2011年9月28日に「Bo Peep Bo Peep」でデビューしました。
デビューCDの売り上げは少女時代やKARA、2NE1を上回る発売初週5万枚を突破し、華々しいスタートを切っています。

T-araの大きな特徴は、少女時代と同様に、グループとしての歌手活動以外にも、各メンバーは映画、ドラマ、 バラエティなど様々な分野で活動していることです。 メンバーが出演した韓国ドラマは日本でも観られており、人気の背景となっています。

[1080p] T-ARA First Show Case @SHIBUYA-AX, Tokyo, Japan (2011年7月5日)



T-ara 『yayaya 日本語版』 MV 世界初公開!! (Japanese version)




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Rainbow(レインボー)

2009年11月21日にアルバム『Gossip Girl』で自国デビューした7人組ガールズグループです。
KARAと同じ音楽事務所に所属しており、2011年9月にシングル「A」で日本デビューしました。KARAの妹分になります。

[HD][110924] Rainbow - A (Japanese Ver)



[HD] 日本デビューも近い? Rainbow を直撃




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<現在、改訂中です。 近日中に掲載する予定です>